時短ママって迷惑?

コラム
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この日卒園式なので、仕事休ませてください。

子どもが熱を出したので、今日行けません。

時短なので、同じ量はできません。

わたし
わたし

え、その分私がやるんですか??

って思うよね!!

私も散々「え?」って思ってきたよ。正直。
わかるぅーーー(笑)

グループリーダーしてた時、人員はいるのに1カウントできないメンバーも多く、
ママ以外に多めに仕事を振らざるを得なかった。

もやっと感、残りますよね。
でも、考え方を変えて私はだいぶ楽になりましたので、紹介します。

「ママ」か、組織か。

時短勤務制度は、「育児・介護休業法」により、会社が必ず導入しなければいけないもの。
義務は、3歳未満の子どもがいる場合。

それ以上の年齢は、会社によって様々。
5歳まで、とか、小学校就学まで、とか決まっているはずです。

つまり、会社がある限り、一定数時短ママがいることはわかっている。
会社が予算を作る時だって、人件費算出のために時短勤務取得⚫︎人と想定しているんです。

その上でのチーム編成、人員配置をしていると言うこと。

時短ママが退勤後どうしても回らなかったり、
どう見てもフルタイム社員の負担が多くなっている場合には、
組織としての見立てが甘い。

どうにもこうにもならず、あなたに負荷がかかり過ぎているのであれば、
ママ社員とあなただけの問題ではなく、組織として解決していく必要があるかもしれないね。

「ママ」か、本人か

会社員歴18年、たくさんのママ社員と一緒に仕事をしてきました。

時間内に終えるべく、誰よりも効率を考え、ミスのないよう丁寧に、
周囲に配慮しながら期日を守って仕事をするママを何人も見てきた。

ちょっとでも時間の隙間ができると、
「今手が空いてます、何かできることありますか?」って聞いてくれた。

権利での時短勤務、どうしても起こってしまう子どもの体調不良、
本人に悪いことはないのに、いつもいつも申し訳なさそうに退勤してた。

一方で、
「私は時短勤務なんでこれ以上担当は持てません!!!!!!」

「ミスしてしまったけど、私は時短勤務なのでもう帰らないといけません。
後の処理よろしくお願いします!!!」

と、権利を振り回して仕事をしない人もいました。

つまり、「ママ」であることではなくて、「本人」の働く姿勢に問題があると言うこと。

多分、後者の社員は、「ママ」でなかったとしても、仕事の仕方は同じだと思う。

本当に相手が「時短ママ」だから自分の仕事が増えているのか、
「その人の仕事の姿勢」が良くないから自分の仕事が増えているのか、
一旦考えてみるといいかもしれない。

理由は違えど、事実は同じ

ママ:「子どもが熱を出したので今日は休みます」
=自分が発熱したので休みます。(もしかしたら二日酔いかもしれない)

ママ:「この日は卒園式なので休みます」
=推しのライブなので休みます。

ママ:「子どもがいるので、時短勤務します」
=医者に長く働けないと言われて診断書もらっているので時短勤務します。

ママ:「子どもが長期休暇なので、4連休いただきます」
=海外旅行行きたいので、4連休いただきます。


みんな一緒!!
理由はどうであれ、その場所に働き手が不足していて、誰かの仕事の量が増えるのは一緒
本質を見てみよう。

結論:その仕事は自分のキャリアのためにある

人の倍仕事して、嫌な思いもして、自分の時間が削られて本当に辛いと思う。
そして、本当によく頑張ってる!!

その仕事の負荷は、会社のためでも、ママのためでもなく、
自分のキャリアのためにあるっていうのを忘れないでほしい。

無難に、面倒なことを避けて社歴が増えてきた人やなんとなく管理職になれた人たちって、

言動が浅い。ペラペラ。

こんなもんすぐわかる。

苦労して、人の分まで仕事をしてきたあなたは、
その分効率が良く仕事ができるようになり、仕事を振られた人の辛さまで体験している。

その会社で昇進していくにも、転職するにも、絶対に力になっているはず。

(転職の面接でママのフォローをどのように工夫して行なったかを語れるのは、とても有利)

わたし
わたし

本質を見て、ママを恨むべからず。
全てはあなたの成長!


無理のない考え方を。
本当に無理になりそうだったら、上長に相談を!

では!!

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