【スペインごはん】冬のバルセロナで絶対食べて!カルソッツ(長ネギ)

たび
この記事は約4分で読めます。

こんにちは、メローネです。

約1年間、仕事でヨーロッパに住んでいて、

その頃たくさんヨーロッパ国内を旅行し、

たくさんの食事をしてきました。

その中でダントツに美味しくて、

今もダントツに食べたい!と思っているのが、

わたし
わたし

スペインで食べたカルソッツ!

カルソッツ(店内が暗めの照明だったため、ちょっとだけ明るく加工しています)

長ネギです!!

バルセロナがある、カタルーニャ州の冬の名物料理で、

それ以外の場所ではあまり食べられていないそうです。

そして、1月〜3月の冬限定の季節料理

わたしは元々長ネギ大好きで、
その想いが通じたかバルセロナ在住の知人が車を出してくださることに!

バルセロナ中心地から車で1時間30分、
田舎へ田舎へ走らせて辿り着いたのが「Restaurant Masia FONTSCALDES」でした。

ここはカルソッツの本場として有名なバルスという村です。
1月最後の日曜日にはお祭りもあるみたい。

到着するとすぐに煙の匂い。

事故現場ではありません!

お店のお兄さんが一生懸命焼いているんです。
しかも超大量に!

ピンボケ悔しい

こんなに美しく鎮座している長ネギを初めてみましたよわたしは。

わたし
わたし

ねぎやばーーい!

火がすごーーい!

とか、あまりにも騒ぐもんだから、お兄さんたち私たちを見て爆笑。

その後ネギを持たせて一緒に写真を撮ってくれました(笑)

言葉が通じなくても、こういう地元の人との触れ合いって心に残ります。
お互い何となく通じ合いますしね。

葡萄の枝で焼いているって言ってた気がします。
ネギネギネギ

この時期の食事はほとんどコース料理だそうで、

主役のカルソッツは食べ放題

頼めば頼むだけ、新聞紙に巻かれていた真っ黒ネギがテーブルに並びます。

ドーンて真っ黒!

こんな真っ黒なのどうするのーと思っていたら、
店員さんがテーブルまで来てくれて食べ方をレクチャーしてくれました。

こうして

緑色の頭の部分を持って、下の黒い部分をしっかり掴んで引っ張る。

こう

すると、しゅぽん!と周りの焼けた部分が綺麗に滑り抜けて、
中の柔らかくてくたっくたになったネギが出てきます。

これを特製の「Salvitxada」ソースにつけて食べます。
日本語では「ロメスコソース」って言うみたい。

このソース、激うま。

どんな野菜にも合うんだろうなと思いました。

お店のメニューをみると、トマト、パプリカ、ニンニク、チリガーリック、オリーブオイル、ローストアーモンド、パセリ・・・と書いてあります。

アーモンドのまろやかな甘さがありつつ、ちょっとスパイシーな感じ。
サウザンアイランドドレッシングに似てるかもしれません。

この時8人くらいで行ったのですが、

連れてってくださったおじさまとわたしで

どっちが多く食べられるか!みたいな一騎打ちになりました(笑)

当時わたし32歳。色気なし、完全に食い気。

しばらくしてみんなが「お腹いっぱーい!」とコースの次の料理に進むことになりました。

(わたしはもっと食べたかった。)

その後のお料理より、カルソッツを食べていたかった。

それくらい美味しかったです。

焦げた部分がトゥルンと抜ける感覚、

たっぷりつけるロメスコソース、

口の中で溶ける甘いネギ。
あーー行きたい。食べたい。

ネギ終了後のコース料理はこんな感じでした。

アーティチョークと豆と、ソーセージだったか?
豚肉とソーセージ

肉は焼かれた状態でサーブされるのですが、温かいまま食べられるように
テーブルでも保温程度に火にかけてくれました。

ワインが進みます。

食事が終わると今度はデザートです。
「クレーマカタラーナ」

エスプレッソと一緒にいただきました。

クレマカタラーナ

味はクリームブリュレに近いのですが、

トップのカチカチの部分がなくって全体的にとろーりした感じです。

スライスオレンジの甘口ワイン漬け

ワインとコーヒー・紅茶がついて一人37ユーロ+10%のチャージでした。
(2018年1月時)

カルソッツを目的にスペイン旅行が候補に上がるくらい美味しかったです。
ほんとーに。
また食べたい!!

バルセロナから車でしか行けない場所にあるので、
車が用意できない場合自力で行くのは難しいかもしれません。

たまーに添乗員付きコースであるみたいです。
あとは、現地発のオプショナルツアーですかね。

バルセロナ市内にもきっと提供している場所はあると思います。
現地に住む方々のブログもたくさんあるはずですので「カルソッツ」で調べてみてください。

では!!

タイトルとURLをコピーしました