
中学3年の修学旅行ぶりに、大人になって初めて京都に観光目的で行ってきました。
清水寺も金閣寺も嵐山も、今回は一切なし。
代わりに選んだのは、Threadsのフォロワーさんたちが教えてくれたディープな京都。
精進料理、日本酒、苔寺、茶道体験……。
結論から言うと、2日間で人混みに巻き込まれたのは伏見稲荷大社とバスの中だけでした。
「映えより本物」「混雑より余白」を求める40代ひとり旅の記録です。
この記事はこんな人におすすめ
- 大人になってから初めて(または久しぶりに)京都へ行く
- 有名観光地の混雑を避けたい
- ご飯にはちゃんとお金をかけたい
- ひとり旅でも予約が必要な場所を知りたい
節約旅ではありません。
何にいくら使ったのか、全て公開しました。
旅費大公開|総額92,584円
ホテルは1泊約13,000円なのに、なんでこんなに?
交通費と、食費が大部分を占めています。



でもね、わたし食費はケチらないって決めてる。
なんでもオンラインで買えてしまうようになった今、
出来立てを食べる
そのお店の食器で食べる
雰囲気を味わいながら食べる
ことが、現代の旅の醍醐味だと感じています。
旅の基本情報
- 旅行時期:4月(桜シーズン終盤)
- 旅行スタイル:ひとり旅
- 宿泊:相鉄フレッサイン京都八条口(京都駅徒歩約5分)
- 移動:バス+タクシー+徒歩
1日目のルート
おすすめの場所に◎をつけました。
◎西芳寺(苔寺)→ 泉仙(精進料理)→ 平野神社 → フルーツパーラーCricket → 新風館 (Traveler’s Factory) → ◎伏水酒蔵小路
西芳寺(苔寺)|完全予約制・拝観料4,000円の価値は本物だった

Threadsで複数のフォロワーさんがおすすめしてくれた、世界遺産の苔寺。
京都駅からバスと電車を乗り継ぐと約1時間かかります。
わたしは迷わずタクシーを選択。3,800円でした。
前日までのオンライン事前予約が必須で、拝観料は4,000円(+システム利用料110円)。
正直、高いとは思った。
でも行って本当に正解でした。
入場したらまず全員で本堂へ移動し、写経からスタート。
正座かテーブルスタイルか選べます(本堂内は撮影禁止)。

書き終えた写経は、持ち帰ってもいいし、置いて行ったらお焚き上げしてくれます。
持ち帰りを希望すると、リーフレットにくるくる巻いて輪ゴムで止めてくれました。
そして、いよいよお庭の見学。
4月中旬だったので、葉桜だろうなと思っていた矢先、見事に満開な枝垂れ桜!

近くのベンチに座って、しばらく席を立てなかったです。
予約制で人数が制限されているからか、日曜の午前中でも全然混雑していない。
写真に他のお客さんが入ることもほぼなく、ゆったり静かに見学できました。
どの有名寺院もこうしてほしい、と本気で思いましたね。

見学している外国人観光客も「イェーイ!」とか騒ぐのではなく、
静かに写真を撮っている印象でした。
また、西方寺のスタッフの方というんでしょうか。
入場対応してくれた方、御朱印書いてくださった方、写経の案内してくれた方、
みなさんニコニコしていて、歓迎していただいている気持ちになれました。
泉仙(大徳寺本坊内)|人生初の精進料理
苔寺から大徳寺方面へ移動。
バスで嵐山を通ったら観光客がすごすぎて、今回の旅程に組み込まなくて正解だったと確信しました。
大徳寺はさらっと境内を歩いただけだったけど、観光客がほとんどいなくて、
テーマパーク化されていない古き良き京都という感じ。こういう場所、大好きです。

このエリアの目的はお昼ご飯。
Threadsで教えてもらった精進料理の老舗「泉仙」へ。

席に着くと、いきなり抹茶とわらびもちが出てきました。
このおもてなしの時点でもうすごい。
コースにすると時間がかかるとのことで、お弁当スタイルで全品一気に出てくるメニューを選択。

人生初の精進料理。
素材そのものの味ってこういうことか、と気づく食事でした。
平野神社 → フルーツパーラーCricket|神社とフルーツパフェのセットで来る場所
Threadsで「まだ桜が残っているかもしれない」と教えてもらった平野神社へ。
実際には八重桜が1本だけ満開でほかは葉桜でしたが、それはそれで美しかった。
Wickedみたいな色合い、という表現がぴったりでした。

合わせて、「向かいにフルーツパーラーCricketもおすすめですよ」
と書いてくれていたので、そのままはしご。
2〜3組並んでいたけど、ひとりだったので相席OKで5分ほどで着席。
精進料理の直後だったのでフルーツサンドには手が出なかったけど、
代わりに豪華なフルーツパフェをいただきました。

ひとり旅の強みは、相席に柔軟に対応できること。
並ぶストレスが半分以下になります。
しかし正直いうと、このフルーツは東京でも食べれるのでは?と思ってしまいました(笑)
新風館 Traveler’s Factory|京都限定グッズをゲット
ここは絶対に行きたかった、新風館のTraveler’s Factoryへ。
京都限定のスタンプを押して、京都限定のノートを購入。
成田店にはたくさんあったステッカーがここにはなかったのは残念でしたが、
限定アイテムを手に入れる達成感でよしとします。

伏水酒蔵小路|日本酒makes me happy
この日のクライマックス。18種の日本酒を試飲できるお店です。
さすがに見知らぬ土地でひとり酔っ払うのは危険なので、
9種+アテのセットと、気になった珍味3種を追加しました。
ずっと心の中で「美味しい、最高」を唱えていました。

真ん中左の酒粕バター、ここで初めて食べたんだけど!
これが本当においしかった。
自分の予定だけでグリーン車に乗って京都に来て、
誰にも邪魔をされずに酒を飲んでる自分最高!!と幸せを感じたのでした。
この後は、21時に京都駅に戻りホテルへ。
直帰のはずが、551蓬莱見かけちゃってお馴染みの豚まんをまた買いました。満腹なのに。
デザート食べてないから!!
えへ。

2日目のルート
おすすめの場所に◎をつけました。
伏見稲荷大社 → ◎旬菜いまり(朝食)→ 笹屋伊織お茶体験 → 南禅寺 →◎ 大力邸(ランチ)→ 京都駅
伏見稲荷大社|混雑回避は7時入りが正解
47都道府県で1県1社の御朱印を集める旅。
京都の1社は迷わず伏見稲荷大社を選びました。
稲荷駅の改札を出ると目の前に鳥居があって、アクセスは最高。
でもとにかく大混雑!
朝8時でも欧米系の個人観光客がたくさんいて、千本鳥居はみんな撮影しながら歩くので全然進めない。

ゆっくり山を登って下りて、所要時間は約30分。
山の上にも鳥居、きつね、お塚が連なっていて、霊感ゼロのわたしでも心がずーんとなりました。
人の願いが重なり積み重なっている場所の空気って、独特ですね。
下山した9時を過ぎた頃から団体できているツアー客と修学旅行生が一気に押し寄せてきました。
おもかる石は、外国人観光客のガイドブックには載っていないのか、
混んでいる中でここだけ誰も並んでいなかったです。

わたしが挑戦したすぐ後ろから、修学旅行生の大行列になりました。
タイミング!
伏見稲荷は、07:00に到着しゆっくり参拝そして登山。
08:30の御朱印受付開始にちょうど戻ってくる感じが良いと思います。
旅の目的、47都道府県の御朱印 5/47です!

桜の時期限定の御朱印も置いてあったけど、わたしはオーソドックスなこちらにしました。
登山やらおもかる石やら、もう一回あっちに行きたいなとかゆっくりしてたら、
次の朝食時間までギリギリ!
電車→バスの予定でしたが、電車降りてからはタクシーで向かいました。
旬菜いまり|完全予約制の朝ごはんで1日が変わる
完全予約制の朝食専門店。
予約した時間で区切られているので、少し遅れて到着したわたしのテーブルにはすでに土鍋と食事が用意されていました。

土鍋で炊いたご飯の美味しさ、初めて体験しました。
普段は玄米を雑な炊飯器で炊いているので、感動ものです。
小鉢の副菜も全部美味しかった。
予約必須・朝食限定・少人数制。
カウンター席で、ひとり旅にもぴったりです。
旬菜いまりHP
笹屋伊織 お茶体験(Otonamiより予約)|まさかの貸切!
Threadsで教えてもらった「Otonami」というサイト。
大人向けの文化体験プログラムが豊富に揃っていて、その中からお茶体験を選びました。
会場はホテルエミオン内の笹屋伊織。
\余談/
いまり最寄のバス停から出発し、ホテルに向かう道中、昔ながらのお肉屋さんを発見。
コロッケがあった。お肉屋さんのコロッケなんていつぶり!?と感動してしまい。
朝食フルコースを食べた直後だったけど食べました(笑)

月曜の昼だったからか、まさかの1人貸切でした。
初心者に優しい1時間のプログラムで、正座がきつくて途中でくずさせてもらいながら、
いろいろ質問しまくりました。
「作法もあるけど、おもてなしの気持ちと楽しむ気持ちが大事」という言葉が印象に残っています。

わたしの調べが甘かったのですが…。
プロにお茶を点てていただく体験で、自分で点てる体験じゃなかった。
これだけ、残念でした。自分が悪い。
そして、otonamiはランチまたはパフェがついて割高。
お茶体験だけなら公式サイトからが◎
体験後は同じ建物内の笹屋伊織でカフェタイム。
ドリンクと抹茶パフェか黒蜜きなこパフェのセットをいただきました。


朝食フルコース+コロッケの後で完食しました。旅行中の胃袋はどうなっているんだろう。
南禅寺|予定外の三門が最高だった
蹴上インクラインを歩きながら南禅寺へ。
線路跡を歩く不思議な道で、人もそれほど多くなかった。
ウェディングフォトを撮影しているカップルを見かけました。

南禅寺は観光客がまだ少なく、でも広大な敷地に堂々と佇む姿の存在感は圧巻でした。これぞ京都。

予定していなかったけど三門に引き込まれて、急な階段を上がって景色を眺めました。

人がほとんどいなくて、最高でした。
人がいないからいい、ということを言いたいのではなくて、
金閣寺の輝きも素晴らしいけれど、実は今の建物は昭和に再建されたもの。
もし『本当の古都の静寂』を感じたいなら、少し目線をずらして南禅寺の奥へ足を運んでみるのもいいじゃない!
ガイドブックに載ってなくたって、古都、歴史、京都、禅を感じられる場所はあります。
水路閣も初めて見ました。
琵琶湖の水を京都に運ぶためのもの。
そのころは、滋賀県民VS京都府民論争はなかったのかな(笑)

大力邸|お庭を見ながら食べる和牛うどん
南禅寺から歩いてすぐ。Threadsで教えてもらったお店で、お庭が本当に美しい。
お店の入り口に着くまでも、もうエンタメでした。


15時過ぎに到着したので並ばずに着席。
和牛と九条ネギのうどんとビールをいただきました。バニラアイスに見えるのは大根おろしです。


景色も素敵でしょう。
すっごく美味しかった。また行きたい。リピートしたい。
食後は水路を辿って駅まで歩きました。
水の音を聞きながら、空いている道を歩く。
人に圧倒されず、自分のペース。これがいい。

京都駅でのお買い物

お土産屋さんをぷらぷらして購入したもの:
- 阿闍梨餅:旅の2日間、マダムたちの会話に何度も登場していて気になって初めて買ってみた。美味しかった。
- Traveler’s Note(京都限定):昨日のTraveler’s Factoryで購入したもの
- GODIVAの八ツ橋ショコラ抹茶 :八橋買うつもりなかったのに!圧倒的ブランド力
- ルルルン(お茶) :これは見かけたらいつも買います
- チョコレートミルフィーユ :わたしが月曜日休んでいる間バックアップしてくれた後輩に
祇園辻利のさくらソフト|まだ食べる

京都駅で買い物してたらふと、お店が目に入りました。
先ほどの大力邸では、お腹いっぱいで食べようと思ってたわらび餅をキャンセル。
ちょっと歩いて胃が落ち着いたので。
とてもおいしかった。
2日間のまとめ
人混みに巻き込まれたのは、伏見稲荷大社とバスの中だけ。
清水寺も金閣寺も嵐山も行かなかったけど、全然後悔はありません。
Threadsの皆様のおかげで、混雑を避けた旅程となりました。
ご飯は全部おいしかったし、体験はどれも本物でした。
Threadsでクラウドソーシング(?)した旅程、大正解でした。
地元と通の方が知っている京都は、観光ガイドブックの京都とは別物です。
今回の旅で予約が必要だった場所まとめ
ホテル情報
今回泊まったのは相鉄フレッサイン京都八条口。
京都駅から徒歩約5分で、近くにローソンもあり立地は最高でした。
スタッフの方も愛想が良くとても親切でした。おすすめできます。
まとめ
この旅のルートはThreadsのご親切な皆様からのコメントで組み立てました。

地元・通の方からの情報は、ガイドブックには載っていない本物の京都でした。
特に満足しているところ
・伏見稲荷以外の王道の観光地を避け、人ストレスにあまり合わずに済んだこと!
・自分では知り得なかった場所に、「行ってみよう」っていう挑戦心で訪れたこと!
・食べたいと思ったものは全て食べられたこと!
改善点
・フルーツパフェは東京でも食べれたかな。
・精進料理「泉仙」は、おすすめいただいて向かったけど、距離的にも非効率。
精進料理のアイディアだけそのままに、他の場所で探せばよかったかも。
・笹屋伊織での体験、直接サイトから申し込んで安価に自分でもお茶点てるプランにしたい。
・最初から予算にもっとタクシー代を入れる。
素敵な旅行になりますように。
では!!

